もっとおおきな たいほうを

王様は、先祖代々つ伝わる大砲を大事にしています。そして、その大砲をうちたくてしょうがありません。ある日、王様の大好きな魚を勝手にとっていたキツネに、大砲をうちました。見事キツネを追っ払った王様。しかし、今度はキツネがもっと大きな大砲を持ってきて…

王様とキツネの大砲合戦!ですが、打ち合いではなく、「おおきさ」の戦い!相手が大きなのを持ってきたら、もっと大きなのを持ってきて、大きさ合戦はどんどんエスカレートして…「ここまで大きくなるの!?」というくらいの大きさ、絵にも迫力があります。けど、どこか和むストーリー(笑)オチもちゃんと笑わせてくれます。個人的には、王様の一挙手一投足、特に最後の失意のシーンがかわいくてしょうがありません♪


ふうせんクジラ

みなとにやってきたクジラの親子。クジラのボンは、初めて見る風船を思わずパクリ!もひとつパクリ!しかし、あんまり食べ過ぎて、なんと、空に浮かんでしまいます!ふわふわと空に浮かぶくじら…実際には有り得ない話なんですが、それをいざ絵にすると、面白いのはもちろんなのですが、空を飛んでるボンはとっても楽しそう。クジラが空を飛ぶと、飛行船に似てる気がするのは私だけでしょうか?「クジラが空を飛ぶ」という、とても夢のあるおはなしです♪


100かいだてのいえ・ちか100かいだてのいえ

これは笑える、というより歓声の上がる絵本です!「100かいだて」というたかーいたかーい家、その1階から100階まですべて描ききっている絵本。面白いのは、この2冊は両方共縦開きの絵本になっていること。しかも地上の方は上から下にめくっていくタイプ、地下の方は下から上にめっくっていくタイプ。どんどん家を昇っていく(降りていく)臨場感があります。また、見開きで10階ずつ進んでいき、10階ごとに違う動物たちがすんでいて、「次は何が住んでるのかな?」という楽しみもあります。そしてその絵も、細かいところにすごいこだわりやギミックがあるんです。読んでいてとってもワクワクする絵本!

しかもこの2冊、ビッグブックがあるんです。

ビッグブックはなんと高さ116cmの縦長絵本!こちらは左右開きで、見開きのなが~いページに10階分が大きな絵で見られます。読み聞かせはこちらでするとインパクト大!小さいほうはおひざに抱っこの読み聞かせが良いかな?

そして誕生日やクリスマスのプレゼントには、ギフトセットもあるのでプレゼントにも良いですよ〜


はなくそ

こぶたのジュールはジュリーという女の子が大好き。一方ジュリーは、いつも汚くてハエが飛んでいるようなジュールが好きじゃありません。そんなジュール、これまでずっと勇気がなかったのですが、とうとう決心してジュリーに好きだ!と言おうとしたら、なんと、ジュリーは引越しが決まってた…理由は、森に住むおそろしいオオカミから逃げるため。傷心のジュール…そんな2人を、なんとそのおそろいいオオカミが捕まえてしまいます。2人を食べようとするオオカミ。そのオオカミから逃れるためにジュールが取った行動は…

個人的に私が大好きな絵本です(この本を大好きといったら変な目で見られそうですが)。タイトルを読んだだけで、子どもたちは爆笑します(笑)一方、読んでる時は笑いと悲鳴が混ざります。え?どうして悲鳴が上がるのかって?それは読めば一発でわかりますよ。さぁ、あなたは果たして結末を楽しめるか、それとも悲鳴をあげるか…


ねえ、どれが いい?

この絵本は、「ねえ、どれがいい?」と読み手に問いかけてきます。ただし、その質問が究極の選択。例えば、へびにまかれるか、魚にのまれるか、わにに食べられるか、さいにつぶされるか、どれがいい?…どれもいやーーー!と子どもたちは叫びます(笑)そんな面白い「どれがいい?」が何度も出てきます。「あれがいい!」「どっちかって言われたら…いや、やっぱりどっちもいや!」「これはこっちがいいなぁ」「そのどれかしかないん!?」と悲喜こもごもの反応が続出して大盛り上がり。読み終わってから自分たちで「どれがいい?」を考えてくる子も出るくらい、子どもの心を引きつけてやまない名作です♪


デカデカ

ぼくはデカデカ。みんなより大きい。否、大きいなんてレベルじゃない、でかい!この本の何が面白いって、そのでっかさを余す所無く、インパクト大で表現している絵。このデカデカがプールに入ったら…タクシーに乗ったら…。面白いのは、ただただでっかくするだけじゃなくて、ひとつひとつのシーンにオチがあること。でっかさが伝わるだけじゃなく、思わずぷっと吹き出してしまいます。けどね…おっと、オチは読んでのお楽しみ!


たっくんのおしろ

子どもの「ごっこ遊び」を題材にした絵本。しかし、この主人公の子のなりきりっぷりがすごい!隣の部屋の女王様に、「でなおしてまいれ!」って堂々と言っちゃいます(ってこれだけだと訳がわからないでしょうが、読んでみてください、このシーンの面白さがわかります)。子どもってごっこ遊びを真剣に、本当になりきって遊びますよね。それをあらためてこうやって絵本にされると微笑ましいし、場面によっては思わず吹き出してしまうほどの笑える場面も。けど、もしかしたら子どもが読んだらこのごっこの世界にも入り込んでいって、主人公の子と同じように真剣になるのかな?


じゃんけん

いっつもいっつも兄妹たちにじゃんけんで負ける僕。ひとつ残ったチョコレート、ひとつ残ったキャンディ、ひとつ残ったクッキー…あれもこれも、負けてばっかり…。けど、今日だけは絶対に負けられない!今日のじゃんけん勝負には、ぼくのだ~いすきな、いちごのショートケーキがかかっている!今日こそは勝つぞー!

じゃんけんに挑む「ぼく」の心理戦を描いた絵本。「心理戦なんて、そんな大げさな…」などと言うなかれ。この主人公の「ぼく」にとっては真剣勝負なのです!かかってるものはいちごのショートケーキとかわいいものなのですけどね(笑)しかしその心理戦がなかなか手に汗にぎる…というよりは、やっぱり子どもらしい心理戦どうもかわいくみえてしまう(笑)果たして彼は勝つことができるのか!?それは読んでのお楽しみ♪


しゃっくりがいこつ

しゃっくりが止まらなくなってしまったガイコツくん。って、ガイコツってどうやってしゃっくりするんでしょうね(笑)しかし現実にしゃっくりが出て困ってるガイコツくん。なんとかしゃっくりを止めようと、鼻をつまんで水を飲んだり、息をとめてみたり。え?ガイコツだからできないんじゃないかって?そうですね、できません。できないのにやっちゃうから、ガイコツくん、とても面白いことになってます(笑)そのアイデアと、それを再現した絵の面白さが秀逸な絵本。サイズも大きいので、読み聞かせでは大盛り上がりする絵本です!


3ぷんもまてないよ!

お湯を入れて3分待てばできあがり!ただし出来上がるのはラーメンでも焼きそばでもありません。なんと、おはなしが出来上がるんです!ひでくんが今回食べる…じゃなくて聞く?いや、体験する?おはなしは「カップおはなし『やさしいワニくん』」。しかし、3分待ちきれずにふたを開けちゃったひでくん。出てきたのは…

土屋富士夫さんの想像力はすごい!カップラーメンならぬ、カップおはなしですよ!すごい発想力です。しかも、その発想をさらにひとひねりもふたひねりもして絵本にしてくる。3分たったらおはなしが出てくる、けど待ちきれなくて早く開けちゃったらとんでもない話になって、どんどんどんどん面白く話が展開して、最後の最後にまたオチがあって…夢たっぷり、はらはらどきどき面白たっぷり、と安っぽい表現かもしれませんが大いに楽しめ、かつ想像力ふくらむ絵本です!