読み聞かせ日記」カテゴリーアーカイブ

赤ちゃん絵本探し

最近お父さんになった友人からFaebookで
「オススメの赤ちゃん絵本おしえて」と聞かれたので、
今まで甥っ子に送った絵本をピックアップ。

が、その前に言っておかないといけないのですが、
赤ちゃん絵本はあまり詳しくありません。
なので、

こういった赤ちゃん絵本リストを参考にしながら選んでいます。
というかぶっちゃけるとこの日記読むより
そういったブックリスト読むほうが参考になります

赤ちゃん絵本は専門外ではないけどやはりあまり詳しくは無いので…
「赤ちゃんからの絵本ガイド」は対象年齢も書いていて参考になります。
ただ、この本絶版なんだよね…マーケットプレイスで売ってますが。
どうして絶版になったんだろう?すごく良いブックリストなんだけどなぁ。

閑話休題。それでは甥っ子に贈った本のリストを。

まずは定番中の定番。
友人も買ったそうですが、1歳未満の子に絶対ウケる、
と言っても過言ではないくらい赤ちゃんにとって楽しい絵本ですね。
ちなみにプレゼントには3冊セットの箱入りもあります。

それと、確か1歳の誕生日に贈ったのが
「Baby’s BOOK」という布絵本。丸善&ジュンク堂に売っていました
探してみたら、楽天でも売っていましたね。

・【手指のおけいこ布絵本シリーズ】はじめてのほん Baby’s Book(あひるさん)
http://item.rakuten.co.jp/rompers/u-lp042/

鏡が付いていたり、しゃかしゃかと音がなったり、
甥っ子は色々手触りを楽しんでいました。
ただし「読む」という感じではなく、「触って遊ぶ」という感じだったかな?

で、その後ちょくちょくプレゼントしたのが、
「あけて・あけてえほん」という新井洋行さんのシリーズ。

他にも色々あるみたいですが、プレゼントしたのは確かこの3冊だったかな?
この絵本を読んだ時は、甥っ子は「自分の知っているもの」に反応していました。
「おふろ」に出てくるあひるのおもちゃとか、
「れいぞうこ」に出てくる知っている食べ物とか。
色にも反応していました。
ただしこの頃は甥っ子はなんでも「きいろ!」と言っていましたが(笑)

で、先月の2歳の誕生日にプレゼントしたのは

これは少し考えながらチョイスしました。
「そろそろ数字を覚えるかな…」とミッフィーの数の本をチョイスし、
乗り物が好きなので「のりものいっぱい」をチョイス。
「くっついた」は単純に面白そうだから。
そして、ちょっとストーリー性のあるものと思って「ばけばけばけばけばけたくん」を。
なんと、2歳児でも「ばけばけばけばけばけたくん」に反応するのですね。
知っている食べ物が出てきて、次のページになったら
その食べ物に変身する、ということも理解していたように見えました。
本当は

を贈ろうかと思っていたのですが、書店で在庫切れでした…

他にも何か贈ったような気がしますが、覚えていない…
しかし、これだけだと友人には参考にならないと思うので、
以下、赤ちゃん(0歳児)向け定番中の定番や面白そうなものを。

赤ちゃん絵本のポイントは

「線や色がはっきりくっくりしていること」
「ページをめくるごとに変化があること」
「声に出すと『音』として面白い内容であること」

なのかな?
ただ、一番大事なのはそういった絵本を選んだ上で、
ちゃんと「おひざに抱っこして一緒に読んであげる」ことかな
(某友人には釈迦に説法だろうけれど)。
赤ちゃんにとって絵本は本に親しむ最初の一歩でもあり、
親子の楽しいコミュニケーションでもあります。
子どもは疲れを知らなので何度も読むのをせがんでくるでしょうが、
何度も読んであげてね。
あと、同じ絵本を何度も読みたがるのだろうけど
それが子どもの成長の特徴なので、
同じ絵本ばっかり読みたがっても何度も読んであげてください。
読み続けたら、自然と次の成長のステップに行って違う絵本を読みたがります。
そしてもうひとつ大事なのはおうちにすぐ本と触れられる環境を作ること。
というわけで学校司書としてのアドバイスはこんなものかな…

以上、あまり参考にはならない赤ちゃん絵本の話でした。


1年生初めての図書の時間

(この日記は旧ほんともブログの2010年4月9日の記事です)

いよいよ今日から授業が始まりました。
今日はまずは午前中、新1年生初めての図書の時間。
今後のこの子たちの読書を左右する大切な時間なので、
こちらも気合が入ります。

新1年生は今年度から

「4月はオリエンテーションをゆっくりやって、
 読み聞かせにたっぷり時間をかけ本の楽しさを伝える」

という方針にしました。

1回目の今日は教室までお迎えに行き、まずは自己紹介から。
そして、図書館への移動の仕方。
他のクラスでは授業が始まっているので、
図書館への移動は静かにしないといけません。
それをわかりやすく説明した後、実際に並んでみます。
この時、3~4人ずつに分けて並ぶようにすると上手くいきます。

廊下に並び終わったら静かにならべたことを褒めつつ、
今度は自分の片足を上げて指さして

「足音が大事!忍者のように、猫のように静かに行くんだよ~」

と説明。
するとみんな絵に描いたような「抜き足差し足忍び足」で歩くんですよ~♪
1年生、かわいいなぁ♪

図書館に到着したら、ドアの前で一呼吸置いて、いよいよ中へ!
中に入ってぐるっと1周します。
みんな目をキラキラ輝かせながら図書館の中を眺めます♪
「ゾロリある!」「にんたま!」という声がチラホラ。
そうして周り終わったら畳の上に座って(ウチは畳があります)、
読み聞かせタイム。
が、その前に「図書の時間」がそもそも「どんな時間なのか」
をちゃんと説明します。
楽しい時間だけど基本は勉強の時間、というの点を抑えます。

そうしてオリエンテーション&読み聞かせ。
今日はまず1冊目、

を読みます。
長い絵本だけれどみんな最後まで集中して聞いてくれました♪
後の図書館での過ごし方についてもきちっと質問したら答えてくれました。
出だし順調!

そうして、ここで「今日覚えること」を今一度確認して、
ここからさらに楽しい読み聞かせタイム。
お次は、まず小さい方の

を出してきます。
「あ!これ知ってる~!」「見たことある~!」という声がチラホラ。
そう、その声を待っていたのです…予定通り!
ここで、

「え~、みんな知ってるんや~。じゃやーめた!」

と言って引っ込めます。
そうしたら「えぇ~、ぼく知らんのに!」「聞きたいー!」
という声が当然出てきます。
そ・こ・で!

カウンターの下に隠していたビックブックを引っ張り出します!
「うわーー!」「でっかーー!!」引率先生も目が点になっていました(笑)
ふっふっふ、狙い通り!大成功です♪

これだけやって、ちょうど45分ぐらいで終わります。
片方のクラスは少し時間が余ったので、絵本棚から

を引っ張り出してきました。
これも絶対に外れない、鉄板絵本ですね。
途中のてんこもり小学校の校歌をウチの校歌のメロディで歌う、
というのが私の定番です♪これもめっちゃウケますよ~

というわけで、1年生最初の読み聞かせは1限フルに使って行いました。
実は1限丸々読み聞かせするのは初めてだったんですが、
結構喉に来ますね~。けど慣れれば喉が鍛えられるかな?