(ま)魔女」カテゴリーアーカイブ

まじょのかんづめ

女の子が犬と散歩していると、森の中に見慣れない変な家を見つけます。家の中には変な彫刻があったりしますが誰もいません。勝手に家の中入ってるのも悪いと思い、家を出ようとすると、どこかから「たすけて…」という声が聞こえて…

悪い魔女が出てきて、怖い目に合わされて、けど無事頭を使ってピンチを切り抜けて…と昔話的な物語の流れ。しかし佐々木マキさんの楽しげな絵とアイデアと合間って、ぷっと笑ったりあっと驚いたりしてしまいます。


北の魔女ロウヒ

遠い遠い北の国に住む魔女ロウヒ。ある日、ロウヒはスキーで外に出かけようと思いつきます。暖かい服を着てスキーをはいて滑っていきますが、さすが魔女、そのまま空まで飛んでしまいます。空を飛んでいると、ロウヒは魔女らしくらいたずら心が芽生えてしまいます。そこでワシに姿を変えて、太陽と月を盗んでしまい…

フィンランドに伝わる民族叙事詩を元にしたお話です。お話もなかなか面白いのですが、雪に包まれたフィンランドの景色と時折出てくる家の中の様子のあたたかさの対比も美しい絵本です。色々なシーンで読めそうな絵本です。