(へ)平和・戦争」カテゴリーアーカイブ

平和・戦争に関する読み聞かせ絵本リスト

この本をかくして

ピーターの街の図書館は、爆弾が落とされ、図書館も、すべての本もこっぱみじんになってしまいました。
しかしただ1冊だけ、ピーターのお父さんが図書館から借りていた本だけは残りました。
お父さんは、ピーターにその本を宝物として、ピーターに預けます。
ピーターはお父さんや村の人たちと一緒に街から追い出されてしまい、
安全な場所を目指しますが…

本というものの役割、大切さ、そして本を受け継ぐことの大切さ。本を守るということ。
本はたやすく人の手で破壊されてしまう。
それでも、本を守ろうとする人がいて、そういった人たちがいたからこそ今の本がある。
そんな風に思わせてくれる絵本です。


ちいさなおおきなき

タイトルと表紙からだと優しいおはなしなのかな?と感じるのですが、中身は壮大で深く、考えさせられるお話です。小さな種から大きな木が育ち、その木に暮らす様々な生き物と、そして人間…。人間の愚かさを痛烈に描く絵本です。もう少し木の大きさが伝わる絵だったら…読み聞かせするには少し絵が細かいので、読む際に注意が必要です。