この本をかくして

ピーターの街の図書館は、爆弾が落とされ、図書館も、すべての本もこっぱみじんになってしまいました。
しかしただ1冊だけ、ピーターのお父さんが図書館から借りていた本だけは残りました。
お父さんは、ピーターにその本を宝物として、ピーターに預けます。
ピーターはお父さんや村の人たちと一緒に街から追い出されてしまい、
安全な場所を目指しますが…

本というものの役割、大切さ、そして本を受け継ぐことの大切さ。本を守るということ。
本はたやすく人の手で破壊されてしまう。
それでも、本を守ろうとする人がいて、そういった人たちがいたからこそ今の本がある。
そんな風に思わせてくれる絵本です。


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