白い紙の丘に住んでいる、紙のむすめ。むすめは一人で暮らしていて、他には誰もいない。ある日、そのむすめのところに1枚の紙が飛んでくる。むすめは紙で色んなものを作るが、ひとりの暮らしの寂しさは満たされない。最後に作った桃の種を放り出すと…
素晴らしい切り紙の絵と、切り紙という物語設定を生かした展開。切り紙はかなり細密で、大人数で読み聞かせするのにはちょっと苦しいかもしれませんが、絵も物語もとても面白い絵本です。
白い紙の丘に住んでいる、紙のむすめ。むすめは一人で暮らしていて、他には誰もいない。ある日、そのむすめのところに1枚の紙が飛んでくる。むすめは紙で色んなものを作るが、ひとりの暮らしの寂しさは満たされない。最後に作った桃の種を放り出すと…
素晴らしい切り紙の絵と、切り紙という物語設定を生かした展開。切り紙はかなり細密で、大人数で読み聞かせするのにはちょっと苦しいかもしれませんが、絵も物語もとても面白い絵本です。
ライオンバスが走る動物園。けれど、その動物園にいるライオンはあらくれもので、とうとう檻に入れられてじいました。そんなライオンを見兼ねて、ライオンバスの運転手のおじいさんは、ライオンの檻のそばに柳の木を植えました。ライオンはその柳の木を見てるとだんだんと静かな気持ちになり…
ライオンの心の変化の描写が物語と絵とともに、とても優しく描かれています。やがて物語は幻想的な世界に。どういうタイミングで読むか難しい絵本ですが、とても心に残る物語です。