おじいちゃんはひとりで暮らしている。僕たちの家族はおじいちゃんが心配で、「一緒に暮らそう」と言っても、おじいちゃんはそうしない。どうしてだろうとおじいちゃんに聞いても、はっきりと答えてくれない。ある日、僕はおじいちゃんとお風呂屋さんに行った。そしたら…
この絵本に出てくるおじいちゃんの境遇は、今の子どもたちには実感し難いかもしれません。こういう地域はもちろんまだ残っているかもしれませんが、読み聞かせをしてもわかりにくいかも。しかし、こういう絵本を読んで解説をしてあげると、逆に町の暮らしの本来の姿を知る良い機会になるかもしれません。また、高齢者の方に読み聞かせをするのにも良いように思います。