ひらがなの国の「や」行の町にころがっていた濁点。濁点だけがころがっているなんて「読めもしない」椿事に何事かと「や」行の町の住人が集まり、濁点に訳をたずねてみると、濁点は「自分は『ぜつぼう』に長年使えた濁点でした」と語り始めた…
「濁点」というひらがなの特性を生かしたストーリーなんですが、これが良い話なんですよねぇ…途中ぷっと笑うところもありつつ、最後は見事なハッピーエンド。絵も独特の色使いと太い線のタッチで味があります。タイトルに引かれて興味を持った方、ぜひ読んでください。きっと期待通りの作品ですよ♪