こんたはお母さんから「おあげ」のおつかいを頼まれました。「おあげ、おあげ…」と忘れないように口ずさみながらおつかいに行きます。途中の分かれ道、お母さんには通ってはいけないという「もりのみち」を通りたくなってしまうと、天狗におどかされ、こんたはあわてて逃げていきます。「てんぐ、てんぐ…」と口ずさみながら…
こんたを驚かすものたちがド迫力でどーん!と出てきて、そして驚きのあまりおあげを忘れてどんどん違うものを口ずさんでしまうこんたが面白くもかわいくて、最後のオチも「あーなるほど!」とぷっと笑ってしまいます。低学年の子には大ウケしそうな絵本。