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ぺんぎんたいそう

0.1.2.えほんですが、これはそれ以上の年齢の子どもたちにも大ウケしそう!タイトル通りペンギンの体操なので、普通の体操とはちょっと違います。
読み聞かせしたらきっと子どもたちは同じように体操をします。なんなら、あらかじめちょっと広いスペースを用意して、体操できるようにしておいた方が良さそう…
大盛り上がりになりそうな絵本です。


【祝!Library of the Year 2017 受賞】瀬戸内市民図書館 もみわ広場 見学記

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この記事で紹介した瀬戸内市民図書館が、Library of the Year 2017 大賞&オーディエンス賞を受賞しました!
おめでとうございます!!
LoY受賞したから見学したいけど遠いし忙しくて…という方はぜひこの記事をご覧ください。
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妻の帰省中に時間的な余裕ができたので、瀬戸内市民図書館に見学に行ってきました。
今回は事前に見学申し込みをし、たっぷりと時間を取って見学することができました。
では早速写真を御覧ください。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

外観です。左側のレンガ造りの建物が図書館で、右側の白い建物は瀬戸内市中央公民館です。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

入り口にある看板です。この独特のロゴは瀬戸内市長船町出身デザイナーでありアーティストの黒田武志さん作。他にも、館内のサインや利用案内なども全て黒田さんのデザインです。詳しくは瀬戸内市民図書館の「デザインについて」のページを参照。
https://lib.city.setouchi.lg.jp/SHISETSU/MOMIWA4.HTM

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

ブックポストもシンプルで外観に合ったデザイン。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

入ってすぐ、かまどのような窓があります。向こう側に見えるのは児童書コーナー。これだけで何かわくわくしますね。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

入ってすぐに子どもが遊べるコーナーがあります。この日も何人かのお子さんたちが遊んでいました。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

木で作っているのが良いですね!

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

絵本や木のおもちゃも。無印良品などで木のブロックなどを置いているのはよく見ますが、図書館でも最近は置いているところが増えてきましたね。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

ブックカートの貸出があります。たくさん借りる時は便利そうですね。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

ベビーカーの貸出もあり。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

子どもの遊びスペースから館内に目を向けると、この開放感のあるロビー!そんなに大きな図書館ではないと思うのですが、全然狭く感じないです。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

入ってすぐの展示コーナー。展示はここ以外にも館内の色んなところに。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

入り口にはカフェカウンターも。カウンター内に飲み物の自販機があり、ふた付きなら館内の一部を除いて飲むのは可、食べるのもOKなスペースもあります。また、毎月第4土曜日の11時〜14時には障がい者の方々が「もみわカフェ」をオープンしています。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1056534607782861&id=195809757188688

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

1階の図書館カウンター。片付いていてすっきりしており、作業スペースのような印象があまりありません。開放的で話しかけやすそうな。カウンターとは別に事務室があります。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

カウンター左側の閲覧スペース。閲覧机の他、「せとうち発見の道」という瀬戸内市の古代から現代までがわかる展示もあります。天井が高くてこれまた広々とした印象を受けます。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

床下には発掘現場を再現した展示が。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

閲覧スペース。窓が大きく採光により明るいスペースになっていますが、書架が遠いので日焼けの影響は少ないかな?

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

閲覧席にも展示スペースが。この日は昔の暮らしの道具を展示しており、しかも触ることもできました。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

館内図。よくみると「◯類」という日本十進分類法の分類ごとの排架が書かれていません。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

瀬戸内市民図書館は、「分類番号別・番号順の配架と排列」を行っていません。日本十進分類法に類した大きな分類はあるものの、それらの分類に当てはまる資料であれば分類に関わらず同じ箇所に固めています。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

1例を見てみると、この書架は認知症に関する棚ですが、日本十進分類法で言う3類(社会科学)、4類(自然科学)、5類(工業)9類(文学)の本が混在しています。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

もうひとつ特徴的なのは、この本のジャンルを示す仕切り板の言葉。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

ちょっとした遊び心も…?

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

普通だったら「子ども服」とするところを「子ども服をつくる」にしています。これだとコーディネートではなく裁縫だということが見てすぐわかります。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

同じように「大人の服をつくる」もあり…

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

コーディネートは「大人の着こなし術」になっています。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

料理の棚は見ていて楽しくなるだけでなく、分け方が細かいので目当ての料理本が探しやすそう。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

学校案内なども校種ごとに分けて排架。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

大学ガイドだけでなく大学での学びについての資料も固めて置かれています。大学ガイドを探している人にとってより広い発見がありそう。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

これらのサインからは、図書館員の分類目線ではなく、図書館ユーザーが本を探す目線で分類・排架・サインづくりが行われているように感じました。日本十進分類法を使いつつも、そこに囚われず、あくまでユーザー目線で分類・排架・サインを創る。素晴らしい図書館づくりだと思います。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

他の書架にも関連の本がある場合は、その案内をちゃんと置いています。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

こんなサイン他では見たこと無い…

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

あなたはどっち?(ほんともは断然山派)

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

大人の本のサインにもちゃんと振り仮名が。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

わかりやすいのは書架のサインだけではありません。テーブルには飲食の可不可が絵でわかります。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

図書館員の名札は全て平仮名!これには「あぁ、そうだよね、そうすべきだよね…」と反省しました…

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

児童書コーナーの主に1類の書架。わかりやすい。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

外国文学のコーナー。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

児童書コーナーのサインは全て平仮名のみ。確かに漢字にする必要性はあまり無いですね…一方、平仮名のみにしておけば早ければ年長さんの子どもや、まだ日本語に慣れていない外国人利用者などもわかります。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

読み聞かせコーナーの入口。よく見ると足元に土足禁止のサイン。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

読み聞かせコーナー。小さなちゃぶ台があります。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

読み聞かせコーナー。人をダメにするクッションも…けどこういうのでゆったりくつろいで本を読めるのは良いですね。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

サイトで特に報告していませんでしたが、昨年結婚し子どもも産まれたので個人的にすごく気になるベビールーム。授乳ができおむつを替えるベビーベッドもあり、パパが待つ時に座る椅子もあります。ベビーカーも入りそうですね。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

ミルク用のお湯も出ます。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

階段にある児童書コーナーの小さな窓にはおなじみのぬいぐるみが。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

階段から1階が一望できます。すごく広く見えますね。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

階段をのぼると、ほんともが個人的には大好きなカウンター席が。長い!

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

席にはライトとコンセントもあり。持ち込みPCももちろん使えますし、無料Wi-Fiもあります。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

2階の採光窓。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

2階にはインターネットコーナーも。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

2階は主に調査・研究に向いている資料が多く排架されており「そうだん・コピー」コーナーもあります。「そうだん・コピー」というコーナー名がわかりやすい。ちなみに座っているのは図書館常駐の学芸員さん。瀬戸内市民図書館には専門の学芸員さんが正職員として配属されています。これは図書館員にとってかなり心強そう。この日も市民の方が熱心に相談されていました。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

2階にあるスタディルーム。図書館に関する活動のミーティングに使えるほか、図書館資料を使った調査活動にも使用できます。この日は私がミニ講演をここでさせていただきました!

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

こちらはより広いスタディルーム。自学自習に使えます。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

最近の図書館ではもう当たり前になっている良いデザインのテーブル・椅子。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

良い椅子ですねぇ…

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

書架横の椅子もオシャレ…

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

館内にはこういったプチ展示コーナーも多々あります。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

全国の図書館員さんが本を紹介する「全国津々浦々〜図書館員の本棚〜数珠つなぎ」も!

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

瀬戸内市出身の漫画家さんがデビューされたとのことで、そのコーナーと、なんとサイン色紙も!

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

残念ながら図書館からテラスに出ることはできませんでした(鍵がかかっていました)。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

新聞閲覧コーナー。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

雑誌閲覧コーナー。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

あんまり公共図書館では見ないラインナップのような。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

雑誌のラインナップは個人的に読みたいものが多かった印象です。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

バックナンバーはこの排架方法だと探しやすいですね。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

館内にはピアノも。演奏会もするのでしょうか?(聞くのを忘れた)

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

個人的に一番好きな座席。瀬戸内の外の景色を眺めながら読書ができます。

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

しかも同じく好きな旅行書コーナーという…

瀬戸内市民図書館 もみわ広場

窓が大きく、瀬戸内の空を眺めながら本が読める座席です。良いなぁ…

写真は以上です。
瀬戸内市民図書館を見学していて特に印象的だったのは分類方法と排架。
日本十進分類法を使いつつも、資料1冊1冊の分類を吟味して利用者目線でさらに独自の分類をして、さらに利用者の資料探索の視点や動線を考えて排架されていました。
一見すると本屋さんのようではあるのですが、実際には利用者が求める資料・情報にたどり着けるように考え抜かれた分類・排架になっているように思います。
今は開館直後で資料数がまだ少ないのですが、今後もこの方針を続け資料数が増えていった時にどうなるのかが楽しみな図書館です。

今回、事前に瀬戸内市民図書館・嶋田学館長に見学を申し込み、当日は開館からお昼すぎまでたっぷり図書館を見学させていただきました。
土曜日開館でお忙しい中ご対応いただき、また急な申し込みにも関わらず当日は午後から学校図書館に関するミニ講演会もさせていただき、瀬戸内市及び近隣の学校司書さんと交流する機会も作っていただきました。
瀬戸内市民図書館の皆様、ありがとうございました!


みんなの森 ぎふメディアコスモス見学記

とある要件で岐阜市に行くことになり、要件の隙間時間に「みんなの森 ぎふメディアコスモス」を見学してきました。
小1時間ほどしか時間が取れなかったので、本当に外観・内観を観るだけにとどまりましたが、参考までに写真をアップいたします。
なお、撮影・ウェブサイトへの掲載許可はいただいております。
ちなみに、撮影の際には館内入ってすぐの案内カウンターで申請をする必要がありますのでご注意ください。
では、見学記スタート!

外観です。この日は曇り空でしたが、それでも日本の図書館とは思えないようなきれいな外観でした。

入るとスタバが…!最近はスタバが入る図書館も増えてきましたね。ただ、日常使いするにはお値段が…

コンビニも入っています。看板のデザインも図書館仕様。

車椅子やベビーカーの貸出だけでなく、傘の貸出も!横にはタクシーの案内?(写真見て気づきました…中身が本当にタクシーの案内なのかどうかは未確認)。

部屋の表示もオシャレ…

ここは「考えるスタジオ2」 という部屋。

講演などを行えそうな部屋ですね。

ここは「創るスタジオ」。市民活動団体などが利用できるスペース。

作業しやすそうな大きい机と椅子、そしてコピー機などが見えます。大型コピー機もあってポスター印刷もできるそう。素晴らしい…!

市民活動団体ごとに備品を置いているのかな?継続的にここで活動している団体にとっては、よく使う備品を置いておけるのはありがたいですね。

ここは「インフォウォール」。市民活動の情報やイベント情報はもちろんのこと、助成金や生活支援など、様々なパンフレット・リーフレットを面展示。ここだけでもじっくり見たかった…!

ジャンルごとに分けられています。重なってジャンル名が見えにくいのが少し残念。

外国語の案内もちゃんとあります。

1階の職員の方々のスペース。とても開放的に作られています。ここは多文化交流プラザの相談窓口(多言語対応)です。開放的で相談もしやすそう。

市民活動支援ブースもあります。

相談コーナーもあり。衝立があってプライバシーに考慮されています。

1階ロビー。勉強しているっぽい高校生が多かったですが、横の畳の小上がりでは遊んでいる小学生も。

こういったサインも多言語対応。

畳があるのは良いのですが段差が…赤ちゃん連れにはちょっと怖いかなぁ。ちなみにこの畳は「ワイワイ畳」という名前がついており、この写真以外に全部で36㎡分同じものが有り、様々に組み合わせて使うことができるそうです。

「本の蔵」=開放書庫。書庫に入ってじっくり本を探すことができるのは、じっくり調べ物をしたい人には良さそう。

「蔵」っぽいような…?従来の図書館の書庫とは見た目が全然違いますね。

何かの展示の準備がされていました。

エスカレーターを上っていくと…?

真上にこの照明が…!とても図書館とは思えない…

ここが2階の図書館フロア。格子状の天井と大きな傘の照明が図書館の雰囲気をこれでもかと作り出しています。

児童書コーナーにあった「ごろん」。某猫のゲームみたい!

利用は5時までで1回30分の時間制限もあり。5時ぎりぎりに来た子が、すぐ使えなくなるので残念そうに使うのを諦めていました…保護者付き添いだったら延長しちゃダメなのかなぁ。

児童書コーナーの展示スペース。展示本はかなり借りられていました。

児童書の各分類には必ずひとつ「お店コーナー」があります。ちなみに0類は郵便屋さんで、なんと図書館長にお手紙が書けます。館長からのお返事もちゃんと展示されていました。

4類は「ふしぎなとけいやさん」。

サインには絵も。けど絵と置いている本には関連性が無い…?

児童書コーナーのサイン。漢字には全てフリガナあり、英語表記もあり。しかし見出し語は児童にはわかりにくそうな…

児童書コーナーのサインのアップ写真。うーん…数字が読みにくそうな…

読み聞かせコーナー。薄めのカーテンと遮光カーテンの両方が着いていますね。入り口は全面ガラス張りは珍しいような。靴箱が移動可能なのは色々使いまわせそう。

館内図はなんと立体図です。

館内図の足元にもサインがあり、サインの方角に何があるか書いてあります。

YAコーナー。

YAコーナーの座席。

YAコーナーの座席は「YA(中高生)専用席」。中高生及び同じ年齢の子以外は使用できません。ここまで割り切っていると中高生には使いやすそう。

「登録団体が読書や調べ物など本に関わる活動を行う時に利用できる」部屋。登録団体じゃないと使えないのはちょっと不便そうな…

ここは「つながる読書の部屋」。

利用中で写真は撮れなかったのですが、ちゃんと個人研究用の部屋もあります。

ここは「みんなで学ぶへや」。グループ学習ができる部屋です。利用は2時間まで、ホワイトボードもあります。

最近の図書館は椅子もオシャレですよね…

窓際にはカウンター席が…!個人的にカウンター席で読書するのが好きなので、うらやましい…

カウンター席別アングル。よく見たらこの椅子は肘掛けがない。

雑誌コーナー。

障がい者支援使用コーナー。すみません、時間がなく中身はじっくり見られませんでした…

館内中央の展示コーナー。この日は図書館に関する展示が行われていました。子どもたちの作ったポスターなどもあり、展示にはかなり力を入れている印象でした。

自動貸出機もあります。

予約本はセルフサービス(貸出準備が終わったもののみ)。

書架横の展示台もよく見ると様々なものが。書架の間の展示台にも使いまわせるのですね。

ともかく外観も内観も素晴らしい図書館、という印象でした。

写真は以上です。
今回は1時間ほどしか見学に時間が取れず残念ながら以上のような内観・外観以外はあまりじっくり見ることができませんでした。
ですので、図書館活動そのものについてはあまり今回は触れていません。
もし次回行くとすればそのあたりについてもじっくり見てみたいところです。
また、設備そのものも実際には紹介しきれていないもの(=ほんともが見忘れたもの)がたくさんあります。
例えば、1階には「踊るスタジオ」「協働のへや」「みんなのギャラリー」などがありますし、2階には「談話のへや」「対面読書のへや」があります。
詳しくはみんなの森ぎふメディアコスモスの公式サイトをご覧ください。

[browser-shot url=”http://g-mediacosmos.jp/” width=”200″] https://mainichi.jp/articles/20170829/ddl/k21/040/266000c

また、ぎふメディアコスモスについては以下のようなニュースもあります。

天井裏、全体にさび付きの恐れ メディコス:岐阜:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20170829/CK2017082902000011.html
(2017年8月29日中日新聞)

メディコス漏水、28回目:岐阜:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20170907/CK2017090702000029.html
(2017年9月7日中日新聞)

図書館として雨漏りは致命的な欠点ではないかと思います。
立派な建築であり相当なお金もかかっているだけに、非常に残念ですね…
雨漏りを除けば、設備は本当に素晴らしいと思うのですが。

というわけで、見学記は以上です。
次回は「瀬戸内市民図書館」を紹介予定ですので、お楽しみに!


【終了しました】指宿市立図書館を支援してくださいませんか?(1177万円達成!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
このプロジェクトは既に終了しています

皆様のご支援のおかげで、
1117万円という図書館界では異例の
寄付額を達成することができました。
ありがとうございました!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

みなさん、指宿市立図書館をご存知でしょうか?
鹿児島県の左側の半島、薩摩半島の最南端に位置する指宿市の図書館。

・貴重な甘藷資料の収集と研究者のための目録等の整理

・足湯や学校図書館や保健センターなど様々な場所で読み聞かせや図書館サービスの情報発信、図書館の利用方法をレクチャーするなどの地域に密着したサービス

・図書館にカフェスペースを導入したり大学の無い指宿市でも学ぶ機会を提供するためオンライン学習システムを試験的に導入する

などなど、まさに

「地域に根ざした、地域の人々のための、地域の課題を解決する図書館サービス」

を徹底的に行っている図書館です。
2014年に指宿市立図書館が開催している「司書学びの会」というものに私も参加させていただいたのですが(この取り組みも鹿児島の司書の皆さんにとって大いに素晴らしい取り組み)、その時に私ひとりのために指宿市立図書館の取り組みをご講演してくださいました。

その指宿市立図書館が、現在クラウドファンディングという方法で、オンライン上で寄付を募っています。

[browser-shot url=”https://readyfor.jp/projects/ibusuki-bookcafe” width=”500″] #そらまめの会

指宿市の面積は約149平方km。私が住んでいる大阪府のほとんどの市町村よりも面積が広い自治体です。一方、指宿市立図書館は本館と山川図書館の2館しかありません。移動図書館は以前は走っていたものの現在は廃止されており、小さな軽自動車で市内の学校などを巡り本を配達している状況です。

そんな指宿市立図書館が、指宿市内の

「図書館を利用できない市民の方々=遠くて通えない、子どもなので通えない、移動手段が無くて通えない、その他様々な理由で通えない、未だ図書館を利用できていない人たち」

のために、移動図書館を購入するための寄付を募っています。しかも、ただ単に本を積めるだけの移動図書館ではなく、移動図書館にカフェの機能もプラスすることにより、移動図書館を通じて指宿市民同士が交流でき、人と人との繋がりを作り出し、人口流出や少子高齢化などの指宿市が抱える課題を解決できるようにする、という素晴らしいプロジェクトです。

実は、「ほんとも!」が忙しさにかまけてこのプロジェクトの拡散に出遅れた間に(本当にすみません)、目標金額である七百五十万円は、

達 成 で き て し ま い ま し た … !

図書館がクラウドファンディングでこの多額の寄付を集める、というのは図書館業界では驚異的なことではないでしょうか。これは、指宿市立図書館の活動が多くの方に支持され、そして「この活動を多くの方に知ってもらい支援して欲しい」と私のように遅れることなく、たくさんの人がこのクラウドファンディングを指宿市立図書館、ひいては指宿市民のために拡散してくださったのが大きいのだと思います。支援してくださった皆様、並びにこの活動を拡散してくださった皆様、本当にありがとうございます。

しかし、実はまだ寄付は引き続き募集しています。

というのも、移動図書館はその自動車を購入してカフェ機能を付けて移動図書館が完成すれば終わり、ではありません。

移動図書館にはまず、移動図書館に積む本が必要です。もちろん現在本館と山川図書館にある本を積むでしょうが、既に図書館にある資料をそんなに多くは移動図書館に使いまわせません。移動図書館に積むための資料費が必要となってきます。

また、移動図書館を維持するためには、燃料費や整備費や、保険や車検などの各種維持費も必要です。

また、移動図書館を運営するためには新たに人手が必要です。指宿市立図書館は特定非営利活動法人「そらまめの会」が指定管理者として運営しています。限られた予算の中で人件費を捻出して既存の本館と山川図書館を運営しています。そこに新たに移動図書館の運営をするとなると、今いる人手をやり繰りすればどうしても既存の図書館の人手が手薄になってしまいます。理想は移動図書館も負担なく運営できるよう、新たな人材を確保することです。

このように、移動図書館の導入には、導入費以外にも経費がかかります。そのために、まだまだクラウドファンディングの達成額以上の支援を指宿市立図書館は必要としています。

どうかみなさん、リンク先をクリックして、よろしければご支援いただけないでしょうか?寄付はとんでもない額じゃないとできない、というわけではありません。(安いかど言うかは人によりけりでしょうが)5千円から寄付することができます。

リンク先にはここよりももっと詳しく、指宿市立図書館の方々の活動内容やサービスの熱意、このプロジェクトへの思いが書かれています。まずは、リンクをクリックしてそれを読んでいただくだけでも構いません。そこからぜひ寄付をご検討いただければと思います。以上、長々と失礼いたしました。

[browser-shot url=”https://readyfor.jp/projects/ibusuki-bookcafe” width=”500″]

学校司書を退職しました

お久しぶりの更新ですが、タイトルに驚かれた方が多いかと思います。

「ほんとも!〜学校図書館おたすけサイト〜」管理人の「ほんとも」は、このたび2016年3月31日をもって勤めていた市を退職いたしました。
4月1日からは一般企業で正社員として次の仕事が決まっています。
学校司書ではありません。
図書館関係の企業でもありません。
全くの異業種に転職することとなりました。

退職理由については、この3月31日までの職場、並びに次の職場に配慮して、ここには書きません。
また、そもそもここには書ききれないほど様々な理由があります(さほど大した理由でも無いとは思うのですが、どうしてもお聞きしたい方は一献傾けながらであればお話します、ノンアルコール可)。

偶然とは恐ろしいもので、私の転職に重なるように、Twitterにて次のようなふたつのハッシュタグが生まれました。

自分としては学校図書館を去ることにさほど未練は無いと思っていたのですが、それでも「#図書館やめたの私だ」を読みながら身につまされるような想いを抱き、同時に「#図書館に育てられたの私だ」のまとめを編集しながら、大学図書館の司書として、公共図書館の司書として、そして学校司書として10年間自分がしてきたことに少しでも意味があったように思うことができました。
この10年間でたくさんの方に過分な評価をいただき、学校司書として様々なことを経験させていただきました。
この10年間で私が最も幸福だったのは、学校司書として存分に仕事ができる学校、一緒に同じ思いで私とともに働いてくださった先生方や職員の方々、学校司書として育つ環境を与えてくれる自治体、そして何より拙い自分の仕事に存分に応えてくれて私自身にも学びを与えてくれた子どもたちに恵まれたことでした。

そして、「ほんとも」としてその活動を発信し、幸いにもたくさんの方にその活動を参考にしていただき、また、逆にたくさんの方に私自身も学ばせていただきました。
私にとってこの10年間は他の何にも代えがたい貴重な10年間でした。

その10年間の経験を「捨てる」ことに多少の迷いもありますし、ありがたいことに「もったいない」という言葉も色んな方からいただきました。
ただ、その経験はこの転職の際にも大いに役立ちましたし、この先もきっとこの経験は役に立つかと思います。
また、ありきたりな言い方ではありますが何かしらこれからも図書館に関われればとも思います。

この数週間のあいだ、何をするにも「これが最後になるかも」と思いながら学校司書として仕事をこなしました。

これが「最後の読み聞かせ」になるかも。

これが「最後の卒業式」になるかも。

これが「最後に歌う校歌」になるかも。

そう思いながらこの数週間を学校で過ごすのは、正直に言うととても辛いものがありました。
一方で、卒業する6年生たちに最後に読んだ旅立ちの絵本や、卒業式で歌う唄の歌詞が旅立つ自分を励ましてくれるように感じ、また、耳に入る音楽の歌詞や、ふと読んだエッセイの一文が、そして身近な人の言葉が、ざわつく自分の心を落ち着かせてくれました。
今はもう、次の職場でしっかり働けるように、本を読んで勉強しながら備えています。

学校司書としての仕事は今日で一区切りですが、このサイトはこのまま残せる間は残しておきます。
また、管理人が非常に不精だったが故に、「これはサイトに載せよう」と思いつつも載せられていないことがまだたくさんあります(サイト構成も少し見直したいと考えています)。
次の仕事を続けながら、少しずつそれらに取り掛かろうと思います。

最後に、このサイトを通じてWeb上で、あるいはリアルで繋がりを持つことができた皆さんに感謝申し上げます。
皆さんがいなければ、きっと自分だけではこのような経験は決してできなかったと思います。
本当に、ありがとうございました。

それではまた、どこかでお会いできれば幸いです。
ひとまず、さようなら。

hontomo.jpg


再度サイトを移転しました

先日サイトを移転したところですが、
再度また別アドレスに移転いたしました。

http://hontomo.net/

理由は以下の二つ。

(1)表示が重い
フリーサーバーのためか、かなりの頻度でサイトの動作が重くなっていました。
更新もまともにできないほどで、見る側としても作る側としても
ストレスを感じるほどの重さでした。

(2)プラグインが制限されている
旧サイトに書いていましたが、ブログ記事にAmazonの書影と
書誌情報を貼り付ける「AmazonJS」という機能を使用するためです。
旧サイトではこの機能が動作しませんでした。

というわけで、以上解決するためにサイトを移転しました。

加えて、iPhone、スマートフォン、iPad表示に対応しました。
今それらでサイトをご覧になっている方は、
PCとは異なった表示になっているはずです。
iPhoneで確認したところ、かなり見やすい表示になっています。
一方、iPadは本当はPCサイトと同じ表示にしたかったのですが、
iPadの画面サイズの関係上、レイアウトが崩れてしまうので
専用表示に変更しました。

なお、iPhone・iPadに関してはホーム画面用アイコンも作成しました。
Safariでアドレス入力欄の横にある右斜め上矢印をタップし、
「ホーム画面に追加」をタップするとおなじみのアイコンが
iPhone・iPadのホーム画面に表示され、
しかもサイトをフルスクリーンで見ることができます。
(アドレスバーなどが表示されません)。
が、今iPhoneで確認したところ、
iPhoneではホーム画面アイコンからサイトを開いてみると、
何故かかなり小さい表示になってしまいます…何故だ。
ですので、iPhoneで「ほんとも!」を見る場合は
ホーム画面にアイコンを追加せず、Safariなどのお気に入りから御覧ください。
一方、iPadではきちんとしたレイアウトで表示されます。
iPadはフルスクリーン表示でかなり見やすいのでオススメです。

というわけで、以上サイト移転のお知らせでした。
旧アドレスでお気に入りに登録されている方は、
大変お手数ですが再度お気に入りに登録しなおしてくださいますよう
よろしくお願いいたします。


AmazonJSプラグインが動かない(解決済み)

※この日記の問題は解決しました。そして興味の無い方は特に読む必要はありません。

WordPressを使ってサイトの形はほぼ出来上がりました。
あとはコンテンツを随時移行していくだけ…なのですが、
「ジャンル別絵本リスト」が一向に移行できていません。
というのも、タイトルの通り「AmazonJS」が動かないからです。

この移行後の「ほんとも!」はWordpressというものを使っています。
Wordpressとは、簡単に言ってしまえばブログ作成ソフト。
ちょこちょこっと設定をするだけで簡単にブログが作れたり、
あるいは「ほんとも!」みたいにサイト風にすることもできる、
ひじょ〜に便利なものです。
さらにこのWordpressの便利なところは、
「プラグイン」というプログラムのようなものを後から追加して、
より使いやすく機能を増やせるところ。
例えば、ウチの場合サイト左下の「カテゴリー」を見やすい並びに
整理整頓できるプラグインを導入しています
(デフォルトだと並びが無茶苦茶になる)。

まぁこの「プラグイン」はサイト管理者が
サイト管理したり記事を書きやすくしたりするために導入するものが多いようで、
見ている人にはあまり関係がありません。
が、サイト管理者にとってはサイト管理・記事作成の効率を上げるために
とっても重要なものです。

で、話を戻して「ジャンル別絵本リスト」の移行が何故進まないのか。

旧「ほんとも!」のジャンル別絵本リストのページを見ていただければわかりますが、
かなり細かく書誌情報を書いています。
これは、学校司書さんが読み聞かせする際に載せといた方が良いと思うからです。
しかし、この書誌情報を書くのがかなりの手間でもありました。
新「ほんとも!」ではこの手間をできれば減らしたい。
そこで、プラグインを使ってAmazonから書誌情報を引っ張って来られないものかと、
プラグインを探してみたところ、まさにこれだ!というものを発見。
それが「AmazonJSプラグイン」です。

kwLog「AmazonJSプラグイン」(製作者:makoto_kwさん)

このプラグインは、記事にAmazonの商品情報を表示するプラグイン。
リンク先にある通り、このプラグインを導入すると
記事作成画面にアマゾンのボタンができて、
それをぽちっと押して商品検索をして、
記事で紹介したい商品を選んだら、
その商品情報が記事に反映される、というひじょ〜に便利なもの。
旧サイトのようにサイズやカーリルへのリンクは無理そうだけど、
ISBNが入れられるのが良い。
で、早速導入していざコンテンツ移転!

と思ったら動かない。

アマゾンボタン押して、書名入れて、検索しても、

「Amazonjs Search Error」

何故。
作者さんにアドバイスを頂いてみて、
まずはプログラムの動作をチェックするツールを使ってチェック。
するとどうも

「Uncaught TypeError: Object #<Object> has no method ‘on’」

というエラーが「common.min.js」というファイルで起こっているらしい。
しかしそんなファイルはAmazonJSプラグインで使用するファイルには見当たらない。
そんなファイルどこにあるんだ?と調べてみたら
プラグインのファイルではなく、Wordpress本体のファイルに入っている。
そして確かにこの「common.min.js」には「on」を使った記述がある。
しかし、このファイルがどうしてAmazonJSにエラーをきたすのか?
作者さんに質問してみたののの、原因は不明…
GoogleやWordpressのフォーラムで検索しても同じエラーは出てこない。
テーマをデフォルトに戻して他のプラグインを全て停止してみてもエラー。
う〜ん…わからん…

というわけで移行が進まないわけです。
誰かJqueryやJavascriptに詳しい人ヘルプミー。
けどもしかしたら今使ってるフリーサーバーの問題かもしれないしなぁ…

※その後、サイトを有料サーバーに移転したら難なく動作しました。
やはりサーバーの問題だったようです。