秋の森を散歩していたアキオは、お地蔵さまにかかってた葉っぱを払い落としました。そうすると良いことがあるとおばあちゃんから聞いたからです。すると、森の奥から何やら歌声が…
この絵本は読み聞かせの得手不得手があるかもしれません。途中まで、歌ではなしが進むからです。しかし途中で出てくるお菓子作りの美味しそうなこと!上手く歌えたなら、子どもたちは「美味しそう~」とよだれをたらしそうな声で言うことでしょう。また、美味しそうなだけでなく、おはなしも一工夫、ふた工夫されていて面白いです。
秋の森を散歩していたアキオは、お地蔵さまにかかってた葉っぱを払い落としました。そうすると良いことがあるとおばあちゃんから聞いたからです。すると、森の奥から何やら歌声が…
この絵本は読み聞かせの得手不得手があるかもしれません。途中まで、歌ではなしが進むからです。しかし途中で出てくるお菓子作りの美味しそうなこと!上手く歌えたなら、子どもたちは「美味しそう~」とよだれをたらしそうな声で言うことでしょう。また、美味しそうなだけでなく、おはなしも一工夫、ふた工夫されていて面白いです。
たっくんはおじいちゃんから庭のおちばのおそうじを頼まれました。けど、うまくほうきで落ち葉を集められません。それを見ていたたぬきは笑ってしっぽで落ち葉を集めてみせました。そこでふたりで落ち葉あつめきょうそうのはじまり!
小学校低学年~もっと下の幼い子向けかな?絵が大きめで見やすく登場人物の表情豊かで読み聞かせ向き。落ち葉を集めたあとは…お決まりですね♪
森は落ち葉だらけで畑はおいもだらけ。こうなったらしょうがない、ということで動物たちと焼き芋が始まります。リズムの良い文章で落ち葉集め、お芋掘り、とどんどん進んでお芋を食べたらおならが出て…なんとおなら大会!子どもの大好きな展開です。このおなら大会がまた面白くて…大ウケ間違い無しの絵本です。
お酒がだいすきなじろべえさん。毎日飲んだくれの日々です。しかし、おかみさんから今日は稲を刈ってくれと頼まれ、酔い覚ましに柿を食べました。しかしあやまって種を飲み込んでしまい…
昔話らしい繰り返しの展開ですが、話がどんどんとんでとない展開になり、飽きないどころか聞く子どもたちは驚くことでしょう。また何より田島征三さんの豪快でダイナミックな絵がお話の面白さをより効果的に伝えています。ただし字が小さいので、練習が必要です。
秋に公園などにたくさん転がってるどんぐり。そのどんぐりがどこから来るのか?どうやって生るのか?大きな写真と幼い子にもわかりやすい文章の絵本になっています。どんぐりが落ちる瞬間の絵は見事!また色んな種類のどんぐりが実物大でのっていて、どんぐり調べにも使えそう。どんぐりを食べる動物たちの写真もあります。読み終わった時にポケットからどんぐりを出したりするとまたウケます。とんぐり工作導入にも良いですね。
ぼくはツヨシ、ひとりでおるすばん中。もしこんな時おばけが出てきたら…
ひとりの留守番って不安なものですよね。しかしこのツヨシ君はびっくりするような発想で空想のおばけたちをなんとかしちゃいます。そのアイデアが大人では思いつかないようなアイデアで、お話を作った石津さんの想像力あっぱれ!と思わされます。読み聞かせで盛り上がりそうな絵本です。幼児〜低学年向けかな?中学年もぎりぎり読めそうかな?
女の子が犬と散歩していると、森の中に見慣れない変な家を見つけます。家の中には変な彫刻があったりしますが誰もいません。勝手に家の中入ってるのも悪いと思い、家を出ようとすると、どこかから「たすけて…」という声が聞こえて…
悪い魔女が出てきて、怖い目に合わされて、けど無事頭を使ってピンチを切り抜けて…と昔話的な物語の流れ。しかし佐々木マキさんの楽しげな絵とアイデアと合間って、ぷっと笑ったりあっと驚いたりしてしまいます。
こんたはお母さんから「おあげ」のおつかいを頼まれました。「おあげ、おあげ…」と忘れないように口ずさみながらおつかいに行きます。途中の分かれ道、お母さんには通ってはいけないという「もりのみち」を通りたくなってしまうと、天狗におどかされ、こんたはあわてて逃げていきます。「てんぐ、てんぐ…」と口ずさみながら…
こんたを驚かすものたちがド迫力でどーん!と出てきて、そして驚きのあまりおあげを忘れてどんどん違うものを口ずさんでしまうこんたが面白くもかわいくて、最後のオチも「あーなるほど!」とぷっと笑ってしまいます。低学年の子には大ウケしそうな絵本。
遠い遠い北の国に住む魔女ロウヒ。ある日、ロウヒはスキーで外に出かけようと思いつきます。暖かい服を着てスキーをはいて滑っていきますが、さすが魔女、そのまま空まで飛んでしまいます。空を飛んでいると、ロウヒは魔女らしくらいたずら心が芽生えてしまいます。そこでワシに姿を変えて、太陽と月を盗んでしまい…
フィンランドに伝わる民族叙事詩を元にしたお話です。お話もなかなか面白いのですが、雪に包まれたフィンランドの景色と時折出てくる家の中の様子のあたたかさの対比も美しい絵本です。色々なシーンで読めそうな絵本です。
深い森の奥に住んでいるじっさま。三匹の犬とともに狩りをしながら暮らしていました。ある晩、その小屋に忍び込んできた奇妙な生き物を見つけ、じっさまはその美味しそうなふさふさのしっぽを切り落として食べてしまいした。その奇妙な生き物は小屋から逃げましたが、その夜、小屋のかべをひっかく鈍い音ともに、外の暗闇から声が…「おれのしりっぽ…」
アメリカ・テネシー州に伝わる昔話です。アメリカの昔話絵本は珍しいですね。このシチュエーションにもし自分が陥ったら…と想像すると寒気がしてくるお話です。夏の夜にも、ハロウィンにも合う絵本。