マックスは算数なら誰にも負けないと思っていました。しかし、トベル先生が時計を使って誰が早く問題を解けるか競わせるようになってから、算数ができなくなってしまいました。ちゃんと勉強もして算数もできるはずなのに、簡単な九九がとけない、時計で測られると頭がフリーズしてしまう。とうとう算数のことでパパとママと一緒に学校にも呼び出されますが…
算数障害の男の子が主人公の絵本。絵本の本編だけでは少しわかりにくいのですが、解説には算数障害についての説明がありこちらで理解が深まります。解説を入れながら読むのが良いかと思います。何より、算数障害について大人がこの本をきっかけに知識を持ち、子どもたちに応じられるようにしたいですね。