すごい、すごい想像力…!
タイトル通り「すいかのプール」なんです。何がすごいって、「すいかのプールに入ったらきっとこういう遊びをするだろうな」というのが見事に描かれています!
あまりにそれが「すいかのプールの遊び」っぽくて、子どもでなくても「すいかのプール入ってみたい!!」と読んでいてワクワクします。
夏にぜひ読み聞かせしたい絵本です!
すごい、すごい想像力…!
タイトル通り「すいかのプール」なんです。何がすごいって、「すいかのプールに入ったらきっとこういう遊びをするだろうな」というのが見事に描かれています!
あまりにそれが「すいかのプールの遊び」っぽくて、子どもでなくても「すいかのプール入ってみたい!!」と読んでいてワクワクします。
夏にぜひ読み聞かせしたい絵本です!
わたしたちは庭に種をまきいろいろな植物を育てます。
けど、種をまいているのはこの庭だけではありません。
もっともっと広い場所に種をまいています。
という冒頭から「?」とクエッションマークが浮かびますが、読みすすめていく内に、種というものはこんなにも様々な方法で広がっていくのか、と驚かされます。
文章が完結で冗長じゃなく、また絵も大きいので、科学絵本ながらとても読み聞かせしやすそうです。
4月の栽培の時期に、あるいは種が多く落ちる秋に読み聞かせしたい絵本。
ピーターの街の図書館は、爆弾が落とされ、図書館も、すべての本もこっぱみじんになってしまいました。
しかしただ1冊だけ、ピーターのお父さんが図書館から借りていた本だけは残りました。
お父さんは、ピーターにその本を宝物として、ピーターに預けます。
ピーターはお父さんや村の人たちと一緒に街から追い出されてしまい、
安全な場所を目指しますが…
本というものの役割、大切さ、そして本を受け継ぐことの大切さ。本を守るということ。
本はたやすく人の手で破壊されてしまう。
それでも、本を守ろうとする人がいて、そういった人たちがいたからこそ今の本がある。
そんな風に思わせてくれる絵本です。
トッチはいろんな人に「おおきくなったねぇ」と言われるたびにこう思います。「ぼくはぼくのおおきさだよ」。
おおきさって何なのか?おおきいって何?ちいさいって何?トッチはおばあちゃんに聞きに行きます。
おばあちゃんはトッチに、「おおきさ」について、いろんな視点から「おおきさ」というものを考えられる問いを与えていきます。
読んで行くうちに読者はトッチとともに「おおきさ」ってこんなに色んな見かたや考え方があったんだ、と気付かされ、同時に深く考えさせられます。
そうやって多角的に物語が広がっていきながらも、最後には…
どのカテゴリーに入れるか悩ましい絵本ですが、3学期の最後や哲学を学んだりする時に読むのが良いかもしれません。
中学年〜高学年向きかな?
タイトルだけ見ると「ん?何がへろへろなんだろ?」といろいろ想像力を掻き立てられますが、数ページ読んでいくと「あぁ、そのへろへろね〜」というのがわかります。
しかし佐々木マキさんの絵本はそこで終わりません。「えぇぇぇぇ!」というような出来事がおじさんに次々起こり、そして最後には…ここから先は読んでのお楽しみ!
笑えて、それでいてほっこりする絵本です。
さつまいもや人参など、材料そのままの絵があって、「きょうのおやつはなんだろな?」と問いかけてきます。開いてみると…美味しそうなおやつの絵が…!「なんだろな?」と読んだら次々とおやつの名前が子どもたちの口から出てきて、そしてページをめくったら「美味しそうー!」「食べたいー!」「お腹減ったー!」という声が漏れそう。そんなおやつの絵本です。絵が大きく、けれどとても細かいところまでリアルに描かれているのも読み聞かせにぴったりです。
この絵本は、新たな出発を迎える時…例えば3学期の修了式あたりや卒業式・卒園式前に読むのも良いのですが、もしかしたら、子どもたちにとって何かとても辛い出来事があった時、それも、自分の力だけで立ち直るのが困難な時などに読むのが良いのかもしれません。
そう、今日はこんな日でも、明日はきっと…と。そんな、明日への希望が、子どもたちに伝わる言葉でかかれている絵本です。
ともかくかぼちゃの絵が素晴らしい!あのカボチャの表面のぼこぼこの凹凸、しわ、皮のつやの描き方が素晴らしいです。
また、「どっかんだいこん」と違い、この「どででんかぼちゃ」は種から実ができるまでの過程も詳しく描かれています。
かぼちゃの葉や花もとても細かいところまでよく描かれています。かぼちゃの栽培前にオススメの1冊。
もしこれから大根を育てる学年があるならば、読み聞かせするならこれ!大根づくしの絵本です。大根ってこんなにたくさんの種類があるの?えっ、こんな面白い大根もあるの!?日本の様々な種類の大根が出てきます。
ただ、栽培や大根料理などについてはあまり詳しく出てこないので、他の大根の本と合わせて読み聞かせするのが良さそう。
絵本のサイズがあまり大きくないのに、大根の迫力が伝わってくる素晴らしい絵の絵本です。
これは読み聞かせというより、「読み問い」?
偉人たちからの問いかけ…例えば「あなたはなぜあなたなのですか?」(パスカル)など、聞かれると思わずうっと、言葉に詰まってしまうような問いかけがページをめくるごとにどんどん出てきます。
大人は思わずうなってしまうけれど、子どもたちは自由にどんどん思いついたことを答えてくれそう。
答えを聞きながら読むと、面白い読み聞かせになりそうです。