昨年度11月〜3月に購入して良かった9類と絵本です。
0〜8類はこちら、4月〜10月はこちら。
小説は順不同です(多分作家順だとは思いますが)。
文学作品などの「名文」を紹介する本。同じく
があり、レイアウトが読みやすくデザインも良いです。
高学年向けですが、大人でも読んでいておっと思います。
最近この手の短篇集が児童書ではよく出版されているような。
「迷宮ヶ丘」も五丁目で終わりかとおもいきや、
0丁目が出てさらに九丁目まで出ました。
本をよく読む子に人気ですが、意外と男子にも人気です。
男子の心をつかむ貴重な物語本。
「迷宮ヶ丘」もSF的要素がありましたが、
こちらのシリーズは完全にSF小説集です。
そしてこちらも男子に人気です。
久々に新刊が出ました!面白い、けど外伝的で物足りない…
相変わらず料理が美味しそうです。
「読書がたのしくなるニッポンの文学」さらに出ました。
文字が大きくレイアウトも余白が大きいからか、
読みやすくコンスタントに動きます。
キレやすい自分自身を「ラ・プッツン・エル」と名付け、
ラプンツェルの主人公に重ね合わせる中学生の女の子と、
強迫神経症の男の子の恋愛と歪な家族の話。
子どもの未熟さを読み手の子どもたちがどう捉えるかが気になる作品。
一般書として出ていた同作の、子どもが主人公の2編を収めた青い鳥文庫版。
良い意味で「青い鳥文庫らしくない」作品です。
何事にも冷めた主人公が映画作りに没頭しつつ、
周囲の友人や家族と次第に打ち解けていく物語。
主人公の最初と最後での豹変っぷりが気になりますが
清々しい作品です。
「上巻で読むのをやめないで!」という紹介が必要です…
下巻の最後まで読むと本当に素晴らしい作品。
物語を読みながら暗号を自分で解く楽しみのある物語。
章タイトルも暗号で書かれたりしていて小ワザが効いています。
子どもたちにはかなり人気。
9類は以上です!
シリーズものが多いなぁ…
<絵本>
「しゃしょうさん」は以前出ていましたが、今度は「うんてんし」。
こちらも一番電車の以外なところが見えて面白い。
ちょっとマンネリ化していましたが、
この「どうぶつ」編はなかなかおもしろかったです。
いまいあやのさんの絵は良いなぁ。
クリスマスにちっちゃなプレゼントしかもらえなかった男の子が
「もっと大きいのが欲しい!」と願うと、
どんどんプレゼントが大きくなって…
小泉るみ子さんは「しっぱいにかんぱい」シリーズの挿絵が印象深いのですが、
この絵本では厳しい雪国の寒さを力強く、
そして待ち遠しい春の喜びを描いています。
土山優さんの文章も素晴らしい。
野村たかあきさんの版画が昔話にとても良く合っています。
以前読み聞かせしたことがあったのですが、
やはり改めて読んで見ると面白い!
入れるとやはりよく動きます。
クエンティン・ブレイクさんの可笑しな絵と
ポケットからなんでも出てくる面白さが本当楽しい絵本。
ハロウィンに合わせて読み聞かせしたのですが、
読んだのに入れたあともよく動いています。
2014年の課題図書にもなりましたね。
ノスタルジックな絵と物語が素晴らしい。
不思議な雪の日の物語です。
もうしっちゃかめっちゃか!
と言った感じの絵がじっくり眺めていると
細かいところまで書き込まれていて楽しいです。
以上!2014年に買って良かった本たちでした。