こしぬけウィリー

虫もころせない、みんなからはこしぬけと呼ばれているウィリー。なんとかこの現状を打破するために、ウィリーはとある方法で大変身!もうどこからどう見たってこしぬけには見えなくなりました。見違えるように変わった自分に胸をはって歩くウィリー。ところが…

アンソニー・ブラウンさんは細かいところまで描き込まれた絵のリアルさが良いのですが、そのリアルさがまさかこんな方向に力を発揮するとは…。このウィリー君、自分のひ弱さが嫌になってなんとか強くなろう!と一念発起します。しかし、それで取った行動がシュール(笑)そしてシュールなのにそれで見事に変身してしまうウィリー君。その変身の絵が…リアル、あまりにリアル。あまりにリアルすぎてちょっと気持ち悪い、けど面白い。そして、あのオチがまた、ウィリー君のダメっぷりが出てて、ウィリー君には申し訳ないけど笑えてしまう。笑いどころ満載の絵本です!


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