月別アーカイブ: 2013年2月

【小・中・高】おいしいスイーツの事典

スイーツの名前の由来や日本への伝来やちょっとしたエピソードなどなどを、堅苦しくなく読みやすい文章で解説している本。載っているスイーツの数がけっこうあり、タイトルは「スイーツ」ですが洋菓子だけでなく和菓子や中国のお菓子も載っています。ヨーロッパやアメリカなど国ごとのお菓子紹介も有り。またお祝いのお菓子やスイーツの基礎知識(ドリンクや食べ方のマナー、コンクール、賞味期限や保存法)などなども載っていて、そして最後には少しレシピも有り。ともかくスイーツならこの1冊!という本。これは小学校にも置いて良いと思います。しかし、残念ながら絶版!復刊か改訂版出してくれないかなぁ…


【中・高】ここまでわかった新・太陽系

お値段お安く、解説は詳しいお得な宇宙本。惑星の解説はもちろんのこと、惑星の「調べ方」(観測や分析などいわゆる研究方法)にも触れられているのが良いです。ただ、文庫本だからか1ページにこれでもかと文字がぎゅうぎゅうに詰めてあったり、つくりがちと安っぽかったり、理科年鑑のようなデータ一覧が無い(あっても見つけにくい)のがちょっと残念。安いから仕方ないか…


【中・高】すべてがわかる世界遺産大事典 上・下

世界遺産検定の公式テキスト。テキストだけに、まずは「世界遺産とは何か」を冒頭で詳しく解説。続いて世界各国の世界遺産をおおよそ半ページ~2ページほどで解説。世界遺産の本ってセット本でやたら高かったり大きかったりするけれど、これはハンディで調べやすい。ただし情報量はそこそこ、写真もちょっと少なく感じます。値段も少し高いのがネックだけど、セット本を買うよりはこっちの方が良いかな?


【中・高】素材よろこぶ調味料の便利帳

タイトルからは軽い印象がありますが、中身はとっても広くて深い調味料の本。原料、歴史、製造方法、種類(この調味料ってこんなに種類あるの?と驚きます)、各調味料の合わせだれ、レシピや意外な料理での使い方、各調味料を使った郷土料理や地域ごとの特色、年間消費量や大さじ・小さじあたりの重量や、塩分換算、エネルギー量まで載っています。調味料調べるならこれ。


【中・高】色の知識

先史時代~ポストモダンまでの色の変遷、名画や著名な画家たちの色づかい、各国の色彩文化など、「色」を調べるならこの本、というくらい詳しいです。ほとんど全ての色に、色見本・CMYK値・RGB値・マンセル 値(近似値)が記されていて、その色をPCで使いたいな、と思ったらすぐ使えるのも良い!


【小・中・高】オーロラ―ウオッチング&撮影ガイド

オーロラの基本から始まるのだけれど、その基本の解説だけで児童書の調べ学習本にのっている解説量を超えています。オーロラの仕組みも詳細。また、オーロラを見られる場所やオーロラ観測の際の防寒対策、オーロラ観測の可能性を高めるためになんと宇宙天気のチェック方法まで触れています。タイトル通り一眼レフでの撮影方法もあり。写真も綺麗で豊富です。これでルビが振ってあったら最高だったのに…


【中・高】江戸時代の和菓子デザイン

江戸時代の和菓子の絵図帳をもとに、「植物」「動物」などほの和菓子のモチーフごとに分類し、各菓子を簡単に紹介している本。絵図帳の菓子図がとても美しいです。冒頭と巻末に和菓子の歴史についての解説があり、用語索引と菓子の再現写真も同じく巻末にあり、あし。公共向けの資料かな?高校にもあっても良いかも。ともかく絵図が綺麗で眺めながら菓子の解説を読むのが楽しい本。冒頭と巻末の解説以外はそこまで難しい内容ではありません。


【小・中・高】生物の進化大図鑑

生物の進化の過程のみならず、地球の構造や生物の分類、化石の種類や生成過程、産出地、時代ごとの地球環境や生物の傾向、発見された化石の図鑑などなど、綺麗な写真と詳しい解説で進化について網羅されている本。高いけど下手な進化のセット本買うよりよっぽど良いです。ただし、全ての古生物が網羅されているわけではないのでご注意を(詳しく載っていない恐竜、掲載すらされていない恐竜もあったりします)。小学生には少し難し過ぎるけど、高学年or恐竜好きなら読める子もいるかと思います。小学生なら、写真眺めているだけでもワクワクするだろうなぁ。


【中・高】ビジュアル図鑑鉄道のしくみ 基礎篇・新技術篇

電車の種類、台車の仕組みの違いや線路の幅の違いなど、「基礎知識」と書いてるけど素人から見たらかなり詳しいとこまで網羅してる本。何よりイラストが良い!車体の構造が3Dイラストでパーツごとに分解されて描かれていたりと、鉄ちゃんでなくとも内部構造もよくわかります。「新技術編」は未読なんですが、きっと「基礎編」がこれだけ充実してるのだから、「新技術編」も期待できるでしょう。