選書情報」カテゴリーアーカイブ

【中・高】The水族館

単なる水族館紹介の本ではなく、水族館の仕組みについて解説している本。アクリルパネルやトンネル水槽、造波装置、海水確保の仕組みやろ過システムなど設備面の仕組みが機械の図とともにわかりやすく解説されています。生き物たちの収集・運搬方法も掲載。また、シャチやホッキョクグマなど有名どころの生き物は生態とともに、水族館の飼育の歴史(どこの水族館が日本で最初に飼育し始めたかなど)も載っています。水族館の旅行ガイドや生き物ガイドの本は多いけれど、仕組みを解説している本で学校でも置けそうなものはなかなか少ない印象なので、これは便利。


【中・高】イラストでみる犬学

タイトル通り「犬」についてとことん追求している本。起源や進化から、体の構造(外形や外皮、運動器系、消化器系などなどかなり細かい)、行動学、栄養と健康(健康管理や病気ももちろん含む)、など犬についてかなり細かく書かれています。専門用語にちゃんとルビも振られているのが良い!写真やイラストも豊富、また30cmと大判で見やすいです。字は小さいですが、その分情報量はたっぷり。惜しむらくは出版年が2000年と古いこと。改訂版出してくれないかなぁ。あと、お値段もお高い…


【中・高】サッカー選手の栄養と食事

サッカー選手の「食」についてかなり詳しく解説されている本。なんと、ポジション別に必要な栄養素まで載っています。第1章の「サッカー食の基本」だけでも1冊の本にできそうなのに、さらに「通常の練習期」「調整期」「試合期」と時期ごとに分け、その時期にあったレシピがたっぷり載っています。さらにさらに「骨を丈夫にしたい」「ねんざ予防や治療」など目的別のレシピまで!こりゃすごい。他のスポーツでも出して欲しいなぁ


【中・高】Sportsシューズのひみつ

スポーツシューズをこんなにわかりやすく解説してる本ってなかなか無いような。シューズの変遷から始まりますが1950年代の古いものから始まっていて「最初はこんな形だったのか!」と驚きます。また、スポーツごとにページが分けられているので調べやすいです。何より、シューズの写真が素晴らしい!過去のシューズも写真は鮮明だし、各スポーツごとのシューズの特徴では、側面やソールが大きな写真で載っていて、そのシューズのどこの部分に特徴があるかがすごくわかりやすいです。シューズの制作過程も有り。


【中・高】世界服飾史のすべてがわかる本

ちょっとレイアウトがごちゃごちゃした印象ですが、その分情報量は多いです。人間と衣服との関係から始まり、古代~現代までの服飾史を解説。写真も絵もたくさん有り視覚的にわかりやすいです。民族衣装のページも有り。またごく最近のファッションについてもちゃんと触れられていて、東京ガールズコレクション、TAKEO KIKUCHI、森英恵、ユニクロ、コシノヒロコなど、最近のものも調べられるのが良いですね。


【小・中・高】おいしいスイーツの事典

スイーツの名前の由来や日本への伝来やちょっとしたエピソードなどなどを、堅苦しくなく読みやすい文章で解説している本。載っているスイーツの数がけっこうあり、タイトルは「スイーツ」ですが洋菓子だけでなく和菓子や中国のお菓子も載っています。ヨーロッパやアメリカなど国ごとのお菓子紹介も有り。またお祝いのお菓子やスイーツの基礎知識(ドリンクや食べ方のマナー、コンクール、賞味期限や保存法)などなども載っていて、そして最後には少しレシピも有り。ともかくスイーツならこの1冊!という本。これは小学校にも置いて良いと思います。しかし、残念ながら絶版!復刊か改訂版出してくれないかなぁ…


【中・高】ここまでわかった新・太陽系

お値段お安く、解説は詳しいお得な宇宙本。惑星の解説はもちろんのこと、惑星の「調べ方」(観測や分析などいわゆる研究方法)にも触れられているのが良いです。ただ、文庫本だからか1ページにこれでもかと文字がぎゅうぎゅうに詰めてあったり、つくりがちと安っぽかったり、理科年鑑のようなデータ一覧が無い(あっても見つけにくい)のがちょっと残念。安いから仕方ないか…


【中・高】すべてがわかる世界遺産大事典 上・下

世界遺産検定の公式テキスト。テキストだけに、まずは「世界遺産とは何か」を冒頭で詳しく解説。続いて世界各国の世界遺産をおおよそ半ページ~2ページほどで解説。世界遺産の本ってセット本でやたら高かったり大きかったりするけれど、これはハンディで調べやすい。ただし情報量はそこそこ、写真もちょっと少なく感じます。値段も少し高いのがネックだけど、セット本を買うよりはこっちの方が良いかな?


【中・高】素材よろこぶ調味料の便利帳

タイトルからは軽い印象がありますが、中身はとっても広くて深い調味料の本。原料、歴史、製造方法、種類(この調味料ってこんなに種類あるの?と驚きます)、各調味料の合わせだれ、レシピや意外な料理での使い方、各調味料を使った郷土料理や地域ごとの特色、年間消費量や大さじ・小さじあたりの重量や、塩分換算、エネルギー量まで載っています。調味料調べるならこれ。


【中・高】色の知識

先史時代~ポストモダンまでの色の変遷、名画や著名な画家たちの色づかい、各国の色彩文化など、「色」を調べるならこの本、というくらい詳しいです。ほとんど全ての色に、色見本・CMYK値・RGB値・マンセル 値(近似値)が記されていて、その色をPCで使いたいな、と思ったらすぐ使えるのも良い!