みんなの森 ぎふメディアコスモス見学記

とある要件で岐阜市に行くことになり、要件の隙間時間に「みんなの森 ぎふメディアコスモス」を見学してきました。
小1時間ほどしか時間が取れなかったので、本当に外観・内観を観るだけにとどまりましたが、参考までに写真をアップいたします。
なお、撮影・ウェブサイトへの掲載許可はいただいております。
ちなみに、撮影の際には館内入ってすぐの案内カウンターで申請をする必要がありますのでご注意ください。
では、見学記スタート!

外観です。この日は曇り空でしたが、それでも日本の図書館とは思えないようなきれいな外観でした。

入るとスタバが…!最近はスタバが入る図書館も増えてきましたね。ただ、日常使いするにはお値段が…

コンビニも入っています。看板のデザインも図書館仕様。

車椅子やベビーカーの貸出だけでなく、傘の貸出も!横にはタクシーの案内?(写真見て気づきました…中身が本当にタクシーの案内なのかどうかは未確認)。

部屋の表示もオシャレ…

ここは「考えるスタジオ2」 という部屋。

講演などを行えそうな部屋ですね。

ここは「創るスタジオ」。市民活動団体などが利用できるスペース。

作業しやすそうな大きい机と椅子、そしてコピー機などが見えます。大型コピー機もあってポスター印刷もできるそう。素晴らしい…!

市民活動団体ごとに備品を置いているのかな?継続的にここで活動している団体にとっては、よく使う備品を置いておけるのはありがたいですね。

ここは「インフォウォール」。市民活動の情報やイベント情報はもちろんのこと、助成金や生活支援など、様々なパンフレット・リーフレットを面展示。ここだけでもじっくり見たかった…!

ジャンルごとに分けられています。重なってジャンル名が見えにくいのが少し残念。

外国語の案内もちゃんとあります。

1階の職員の方々のスペース。とても開放的に作られています。ここは多文化交流プラザの相談窓口(多言語対応)です。開放的で相談もしやすそう。

市民活動支援ブースもあります。

相談コーナーもあり。衝立があってプライバシーに考慮されています。

1階ロビー。勉強しているっぽい高校生が多かったですが、横の畳の小上がりでは遊んでいる小学生も。

こういったサインも多言語対応。

畳があるのは良いのですが段差が…赤ちゃん連れにはちょっと怖いかなぁ。ちなみにこの畳は「ワイワイ畳」という名前がついており、この写真以外に全部で36㎡分同じものが有り、様々に組み合わせて使うことができるそうです。

「本の蔵」=開放書庫。書庫に入ってじっくり本を探すことができるのは、じっくり調べ物をしたい人には良さそう。

「蔵」っぽいような…?従来の図書館の書庫とは見た目が全然違いますね。

何かの展示の準備がされていました。

エスカレーターを上っていくと…?

真上にこの照明が…!とても図書館とは思えない…

ここが2階の図書館フロア。格子状の天井と大きな傘の照明が図書館の雰囲気をこれでもかと作り出しています。

児童書コーナーにあった「ごろん」。某猫のゲームみたい!

利用は5時までで1回30分の時間制限もあり。5時ぎりぎりに来た子が、すぐ使えなくなるので残念そうに使うのを諦めていました…保護者付き添いだったら延長しちゃダメなのかなぁ。

児童書コーナーの展示スペース。展示本はかなり借りられていました。

児童書の各分類には必ずひとつ「お店コーナー」があります。ちなみに0類は郵便屋さんで、なんと図書館長にお手紙が書けます。館長からのお返事もちゃんと展示されていました。

4類は「ふしぎなとけいやさん」。

サインには絵も。けど絵と置いている本には関連性が無い…?

児童書コーナーのサイン。漢字には全てフリガナあり、英語表記もあり。しかし見出し語は児童にはわかりにくそうな…

児童書コーナーのサインのアップ写真。うーん…数字が読みにくそうな…

読み聞かせコーナー。薄めのカーテンと遮光カーテンの両方が着いていますね。入り口は全面ガラス張りは珍しいような。靴箱が移動可能なのは色々使いまわせそう。

館内図はなんと立体図です。

館内図の足元にもサインがあり、サインの方角に何があるか書いてあります。

YAコーナー。

YAコーナーの座席。

YAコーナーの座席は「YA(中高生)専用席」。中高生及び同じ年齢の子以外は使用できません。ここまで割り切っていると中高生には使いやすそう。

「登録団体が読書や調べ物など本に関わる活動を行う時に利用できる」部屋。登録団体じゃないと使えないのはちょっと不便そうな…

ここは「つながる読書の部屋」。

利用中で写真は撮れなかったのですが、ちゃんと個人研究用の部屋もあります。

ここは「みんなで学ぶへや」。グループ学習ができる部屋です。利用は2時間まで、ホワイトボードもあります。

最近の図書館は椅子もオシャレですよね…

窓際にはカウンター席が…!個人的にカウンター席で読書するのが好きなので、うらやましい…

カウンター席別アングル。よく見たらこの椅子は肘掛けがない。

雑誌コーナー。

障がい者支援使用コーナー。すみません、時間がなく中身はじっくり見られませんでした…

館内中央の展示コーナー。この日は図書館に関する展示が行われていました。子どもたちの作ったポスターなどもあり、展示にはかなり力を入れている印象でした。

自動貸出機もあります。

予約本はセルフサービス(貸出準備が終わったもののみ)。

書架横の展示台もよく見ると様々なものが。書架の間の展示台にも使いまわせるのですね。

ともかく外観も内観も素晴らしい図書館、という印象でした。

写真は以上です。
今回は1時間ほどしか見学に時間が取れず残念ながら以上のような内観・外観以外はあまりじっくり見ることができませんでした。
ですので、図書館活動そのものについてはあまり今回は触れていません。
もし次回行くとすればそのあたりについてもじっくり見てみたいところです。
また、設備そのものも実際には紹介しきれていないもの(=ほんともが見忘れたもの)がたくさんあります。
例えば、1階には「踊るスタジオ」「協働のへや」「みんなのギャラリー」などがありますし、2階には「談話のへや」「対面読書のへや」があります。
詳しくはみんなの森ぎふメディアコスモスの公式サイトをご覧ください。

[browser-shot url=”http://g-mediacosmos.jp/” width=”200″] https://mainichi.jp/articles/20170829/ddl/k21/040/266000c

また、ぎふメディアコスモスについては以下のようなニュースもあります。

天井裏、全体にさび付きの恐れ メディコス:岐阜:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20170829/CK2017082902000011.html
(2017年8月29日中日新聞)

メディコス漏水、28回目:岐阜:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20170907/CK2017090702000029.html
(2017年9月7日中日新聞)

図書館として雨漏りは致命的な欠点ではないかと思います。
立派な建築であり相当なお金もかかっているだけに、非常に残念ですね…
雨漏りを除けば、設備は本当に素晴らしいと思うのですが。

というわけで、見学記は以上です。
次回は「瀬戸内市民図書館」を紹介予定ですので、お楽しみに!


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